実は私が現在建築中の賃貸併用住宅の賃貸にはベランダやバルコニーが無いんです。
建坪率目一杯に家を建てたせいで道路にはみ出ちゃうんで作れませんでした(^_^;)
これは入居者の方にとって大きな減点ポイントですよね。ベランダがないとそもそも洗濯物が干せません。正確には足場がないので干しにくいです。
ベランダがなく窓から直接洗濯物を干すような賃貸も結構見かけます。でも足場がないので外に洗濯物を干すの大変そうだなと思ってしまいます。
それに、もしも洗濯物が落ちたら直接地面に着いてしまいまうので安心して干せないですよね。見た目も何か良くないです。
だから私は思い切って外に洗濯物干しを付けるのやめました。
ピンチをチャンスに、逆転の発想で室内物干しで快適な洗濯環境を提供する事を考えました。
目次
室内物干しの重要性
近年花粉症に悩まされる人が増えてきています。またPM2.5や黄砂など有害な排気物質も年々増加しています。それに伴い屋外で洗濯物を干す人って減少傾向にあるんです。
また、外に干す場合には防犯上やプライバシーの問題もあります。女性の場合は特にそうですよね。
だから、室内で洗濯物を干せるなら絶対にその方がいいんです!
衛生的にも防犯上もメリットばかりなんです。
某管理会社に賃貸経営の相談に行った際にも、室内物干しは今入居者にとても喜ばれる設備であり、導入をお勧めしますと言われました。
浴室乾燥機も当たり前の設備になりつつあるし、最近のエアコンや空気清浄機の機能もとても優れています。
今や洗濯物は外に干さない時代になりつつあるのです。
室内干しの問題点
室内物干し導入にあたって3つの問題に直面しました。
- 室内物干しを置くスペース
- 見た目が悪い
- 乾きにくい
ホームセンターで売られているような床に置くタイプの室内物干しでは置く場所を取られるし、見た目も機能性も悪く入居者に喜ばれる気がしませんでした。
そこで見た目がオシャレでスタイリッシュでありかつ機能的な室内物干しをいろいろと調べてみました!
天井吊りタイプ
ナスタ Air Hoop(エアフープ)
天井からフープを吊り下げ、その間にランドリーポールを通します。すごくスタイリッシュで洗濯物干しである事を感じさせません。2012年にグッドデザイン賞を受賞しています。
来客等人に見られたくない時は取り外し可能なので使い勝手バツグンです!
値段も1万円程度なので設備投資としても非常にリーズナブルです。
同じくナスタから出ている新商品
ナスタ Air Bar(エアーバー)
という商品も天井から吊り下げるタイプで機能的です。
AirBar | nasta(ナスタ): ハレのある洗濯 | インテリアになじむランドリーアイテム
ナスタの室内物干しは生活感を感じさせないので、オシャレな室内空間に溶け込むのではないかなと思います。
耐荷量もフープ1本あたり8kgと大きいので、メインの洗濯物干しとしても十分です!
窓枠設置タイプ
窓枠に設置するタイプにはたくさんの商品があります。
その中でも私がいいなと思っているのはこれです。
AUX(オークス ) フレクリーンプロ30インセットタイプ
窓枠に直に設置するタイプで、使わない時は窓枠にスッキリ収納しておく事ができます。カーテンの内側に入れておけば外からは全く見えません!価格も1万円程度です。
耐荷重量は12kgあるのでメインの洗濯物干しとして十分です!
日当たりの良い窓の前で洗濯物を干しておけるので仕上がりもとても気持ちいいと思います。
AUX(オークス ) フレクリーンには他にもアウトセットタイプや天井吊りタイプがあるので、室内の構造に合わせて最適なタイプを選ぶ事が可能です。
収納棚兼物干しタイプ
森田アルミ工業株式会社
室内物干しシェルフ 「ウォーリー」
収納棚がそのまま室内物干しとして使えるタイプです。
この「ウォーリー」の1番のメリットは出しっ放しでいいというところです。収納棚としての役割を持っているので小物や雑貨等見せる収納として活用する事ができます。
スタイリッシュなデザインなので生活感を感じさせる事もありません。
パイプ部分10kg、収納棚部分10kgの計20kgの耐荷性能があるので物干しとしても収納としても使い勝手バツグンです!
雑貨と洗濯物と窓から見える景色は逆にオシャレな生活空間を演出してくれると思います。
一人暮らしの面倒くさがりな人でも毎日の洗濯物が楽しくなってしまうかもしれませんね!
最後に
「ピンチこそ最大のチャンスである」
そんな言葉よく耳にしますよね。
私達が建築中の賃貸併用住宅では賃貸にバルコニーをつける事ができませんでした。
だけど入居者の方には快適な生活空間を提供したいなと考えています。
スタイリッシュで機能的な室内物干しは、ベランダやバルコニーがない賃貸にとってそのデメリットをメリットに変える大きな切り札になるのではないかと思っています。
どのタイプの室内物干しが最適なのか?
もう少し検討してみたいと思います。
皆さんももしよければ参考にしてみて下さい。