私達は現在家族3人で賃貸併用住宅を建てて暮らしています。
計画から竣工まで約1年かかりましたが、今では入居者の方も無事に決まり、家賃収入を得ながら生活することができています。
私達が建てた賃貸併用住宅のコンセプトは、オシャレで機能的な、ロフト付きカフェ風賃貸併用住宅です!
今回の記事では私達が建てた賃貸併用住宅のプランから総費用に至るまでその全貌を公開したいと思います‼︎
目次
プラン、デザインパース
工務店にいれてもらったプランがこちらです。
このプランに心を撃ち抜かれました。
残念ながら建築確認申請の際に指導が入り、間取りや屋根の形状が若干変わってしまいましたが、ほぼこのプラン通りの賃貸併用住宅が完成したと思います!
賃貸併用住宅の建築確認についてはこちらも合わせてどうぞ
2階が私達家族のスペースで1階に賃貸2つを兼ね備えた賃貸併用住宅です。
1階にも2階にもオシャレで機能的な階段で登り降りするロフトがつきます。
他にはないオンリーワンの賃貸併用住宅がつくりたかったんです。
10年経っても20年経っても色褪せない、木造建築の良さが感じられる賃貸併用住宅です。
逆に言うと賃貸併用住宅だからこそこれだけやれちゃうんですよね!
どうせやるんなら中途半端はやめようと思い、思いっきり自分の理想を組み入れてもらい遊んじゃいました!
工務店に本当に感謝です!
工務店選びって本当に大事ですよ。安く建ててくれることはもちろんなんですけど、自分達の趣向に合うかどうかや担当者との相性もものすごく大事になってきます。
工務店選びについてはこちらの記事をご参照ください。
間取り
2階オーナースペースの間取り
2階は私達家族の居住スペースになります。
1階 約5平米 玄関
2階 約65平米 2LDK
リビングダイニング 約16畳
寝室 約5.8畳 × 2
ロフト 約11.5畳 × 1
ロフト 約4.5畳 × 1
延べ床面積は約70平米ですが、ここにロフトのスペースまで含めると100平米近くになります。今は子供1人の3人家族ですが、仮にもう1人の増えて4人家族になったとしても十分なスペースです。
ロフトって建ぺい率や容積率に算入されないんで、140cmっていう高ささえ我慢できれば物凄くコストパフォーマンスが高い魅力的なスペースに変わります。
賃貸併用住宅とロフトについてはこちらの記事も合わせてご覧ください。
1階賃貸の間取り
1階には2室の賃貸があります。
2室の形はやや異なりますが、広さや間取りはほぼ同じです。
約28平米 11.5畳ワンルーム
ロフト 約5.3畳
こちらも2階同様階段で上り下りできるロフトがつきます。
ロフトの面積まで含めると約38平米になります。
140cmという高さの制限はありますが、イメージとしては中二階に寝室がある1LDKです!
このロフトは私達の賃貸併用住宅のこだわりの1つです!
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Web内覧会
2階オーナースペース
玄関ドアです
玄関です
1階から2階への階段です
リビングです
キッチンのタイルとアクセントクロスは私達のこだわりです!
家具が入るとこんな感じになります。
吹き抜けがあるのでとても開放感があります!
寝室です
アクセントクロスです
隠れミッキーがいます!
ロフトです
ロフトの床は明かりを取り込めるよう白を基調としています。
収納に、子供の遊び場に、ワークスペースに、書斎に、このロフトは我が家でフル稼働しています。
水まわりに関してはこちらの記事を合わせてご覧ください
1階賃貸①
玄関ドアです
玄関です
11.5畳のLDKです
5.3畳のロフトです
こちらも2階同様白を基調としています。
キッチンです
こちらはリクシルのTioというコンパクトシステムキッチンです!
ユニットバスです
こちらは2階とは分けてTOTOのサザナ1216のものを導入しています。
このアクセントタイルがオシャレなんです!
他の水回りは2階と同様になります。
1階賃貸②
玄関ドアです
11.5畳のLDKです
他の使用は賃貸①と同じになります。
1階の賃貸は天井高約4mをとってあります。
入居者の方にスタイリッシュで快適な生活をして欲しいという願いを込めてつくりました!
外観と外構
外構です
これが私達が建てたカフェ風賃貸併用住宅の外観と内観の全貌になります!
賃貸併用住宅の総費用
土地関係
土地代 2100万円
土地購入諸費用 97万円
計 2197万円
建築費
建物工事費 2450万円
その他工事費 320万円
消費税 217万円
計 2980万円
銀行諸費用
保証料 128万円
つなぎ融資金利 30万円
建物登記費用 54万円
その他 9万円
計 222万円
税金
固定資産税、都市計画税 14万円
不動産取得税 14万円
計28万円
※初年度の税額です
その他
水道関係 114万円
外構 33万円
照明 20万円
カーテン、カーテンレール 8万円
インターネット工事費 33万円
エアコン 30万円
賃貸ポスト 1万円
ポスト 2.5万円
駐車場代 13万円
火災保険 12.5万円
引越し代 7.5万円
計 276万円
賃貸併用住宅の総費用
合計 5703万円
施主支給も含め、安く仕上げようとかなり頑張りましたが、融資額が5500万円だったので、全てを賄うことはできませんでした。
約200万円の手出しです。
ただし引越し代や私達用のカーテン、照明、エアコン等も入れての5700万円なので、まあしょうがないのかな、むしろいい方なのかなと思っています。
費用の詳細に関してはこちらの記事も合わせてご覧ください
収支計画
融資額 5500万円
金利 1.15%
期間 35年
返済月額 15.9万円
家賃収入 7万円 × 2 = 14万円
管理手数料 賃料の4% = 5600円
無料インターネット管理費 7000円
満室であった場合の住宅ローンの支払額はインターネット管理費も含めて31600円となります。
インターネットに関してはもちろん私達も利用しているので、これを抜いたとすれば実質的な支払額は2万円代ということになります!
最後に
これが私達の賃貸併用住宅の全貌になります!
この記事を書きながら改めていろいろなことがあったなと実感しました。
失敗したこともたくさんありました。
諦めかけたこともありました。
まだまだ賃貸併用住宅での生活はスタートしたばかりで不安なこともたくさんあります。
それでも今1番に感じていることは建てて良かった!ということです。
賃貸併用住宅づくりを通していろんな経験をさせてもらいました。
この経験と知識こそ最大のメリットであり資産だと思っています。
賃貸併用住宅を検討されている方、ないしはマイホームの取得や資産形成を考えている方にとって、この記事が何か少しでもお役にたてれば幸いです。